九州デジタルエンジニアリング研究会(KDK)⾧崎県成⾧産業連携セミナー

◆日 時 /(金)13:00~
◆ 会 場 /  ⾧崎県庁 1F 大会議室A(〒850-8570 ⾧崎市尾上町3-1)

参加費 / 無料  ◆定員/100名(来所) 100名(オンライン)

1.基調講演 「AIを用いた機械の全自動設計と最適化」                        ⾧崎大学 総合生産科学域 大学院工学研究科⾧・工学部⾧ 教授 坂口 大作 様

機械の設計では多くの変数を組み合わせ,最適形状を短時間で見出す必要がある.ここでは,変数の組み合わせに遺伝的アルゴリズムを用い,優劣判定にAIを用いることで,実時間で最適化設計するための工夫を紹介する.独自に構築されるAIは強化学習されることで開発期間の短縮化が図れること,AIが検討する設計変数を感度解析することにより設計ノウハウの構築が可能であることなどについて,流体機械の設計事例を示して解説する.

2.地場産業講演1 「3Dモデルを活用した船舶の基本設計の合理化」              株式会社大島造船所 設計本部 基本設計部 部⾧

大島造船所は3~10万トンのばら積み貨物船に特化し同型船の連続建造をビジネスモデルとしています。そのため設計データを繰り返し再利用する設計の手法と体制を構築して連続建造を支え、精度の高い3次元モデルを含む生産設計データのデータモジュールを多く蓄積しています。この設計手法において、基本設計段階で蓄積されたデータモジュールを利用して新たに造る船の設計データを構築できれば、設計のスピードと効率を大幅に向上できます。今回は、その取組について紹介します。

3.地場産業講演2 「3D CAD利用の船舶フロントローディング設計事例(洋上風車支援船)の紹介」   株式会社スマートデザイン 代表取締役

船舶の設計・建造分野でのディジタルトランスフォーメーション(DX化)を進める一つとして、弊社が、2000年頃から国内中小造船所向けに行っている3D CADシステム(海外製)による船舶設計業務、この技術を活かした3Dフロントローディング設計取組の事例(2023から2026年)を紹介する。実施対象船は、日本郵船㈱殿が岩手県の造船所に発注したアルミ製双胴型の洋上風車支援船(CTV:Crew Transfer Vessel)である。本船は2026年3月に完成。初めての3D フロントローディング設計で実感したメリットと改善点、そして3Dモデル情報を今後の船舶運用に活用するための取組についても紹介する。

4.地場産業講演3  「日本初メタバース造船所の現状と今後」                 ネイバルアーキテック⾧崎有限会社 代表取締役

メタバース(仮想空間)の技術は、注目されている成⾧産業の1つです。メタバース自体のプラットフォーム開発については、弊社は早々に諦めましたが、国産メタバースを取扱う最大手の会社“クラスター社”とコラボし、2024年4月11日に一日限定で一般公開しました。この日本初のメタバース造船所につきまして、最終納入品を本講演にて紹介します。また、今後どのように利用するか、皆様のアイデアを刺激しながら、弊社の考えを伝えたい次第です。


5.事例紹介1 「AI × データでものづくりを変革オートデスクの最新ソリューション&テクノロジー」     オートデスク 株式会社 マーケティング本部 小掠 史明 様

設計や製造における業務効率化や意思決定高度化を実現する最新ソリューションをご紹介するとともに、デジタルツインやクラウド連携など、次世代の製造業を支えるテクノロジーと国内外の活用事例を通じて、オートデスクが推進する AI やデータを活用したものづくり変革の最新動向をご紹介します。

       
6.事例紹介2
 「データを資産に! AIを活用した製品開発プロセスのご紹介」           株式会社 電通総研 エンジニアリング技術開発2部 部⾧ 錦織 知彦 様

 製造業の設計開発現場では、解析・実験データの分散や属人化がAI活用の障壁となっています。
本講演では、過去知見の再利用、AI訓練データ整備、類似事例検索やサロゲート予測活用へつなげるアプローチと、SPDMによる検証プロセスとデータを一元管理する取り組みについて紹介します。開発品質向上とリードタイム短縮を実現するため、いかにデータを”使える資産”にするかに焦点を当てた解決策をご覧ください。

7.事例紹介3 「機械学習を活用したMarcによる座屈解析の高速化」             エムエスシーソフトウエア 株式会社 テクニカルフェロー 立石 源治 様

 現在弊社で開発を進めているAI技術を非線形構造解析ソフトウエアーに活用する技術に関する紹介を行う。

KDK⾧崎2026セミナー」申込
下記、URLにてお申し込みください。

https://forms.cloud.microsoft/pages/responsepage.aspx?id=lJ6VWniifUarM9WZCadbrbMX2vC_COROoiep0yT5JCdURThVTTYxVE42NTJUTzNRWkZVRVgxV1dUVi4u&route=shorturl

KDKについて】
 ・ 2004年10月19日発足
 ・ 九州地域近郊の産学官連携により,CAE/CAD/CAM/CG 等,コンピュータ援用技術の向上を目指す.
 ・ 若手技術者の技術向上を支援する.
 ・ デジタルエンジニアリング技術を駆使した 21 世紀型モノづくり支援への活用を進めるオープンな情報交換の場を提供する.


【KDK団体会員(50音順)】
有限会社アイグラフ、SCSK 株式会社、エムエスシーソフトウェア株式会社、オートデスク株式会社、黒崎播磨株式会社、計測エンジニアリングシステム株式会社、サイバネットシステム株式会社、株式会社JSOL、株式会社ソフトウェアクレイドル、株式会社高田工業所、ダッソー・システムズ株式会社、株式会社デックス、株式会社電通国際情報サービス、株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング、株式会社トヨタ車体研究所、日鉄プラント設計株式会社、
日本イーエスアイ株式会社、株式会社YE DIGITA